[Windows] VPN接続時に画面が固まってしまう場合の対処法

WindowsパソコンでVPN接続した時に頻繁に画面が固まってしまう場合の対処法です。


接続を一旦切って再接続すればまた使えるようになるのですが、
暫く使っているとまた固まってしまう・・
このような場合の対処法です。

手順

※設定はVPN接続するクライアントPC側で行います。

※Windowsのエディションは、Windows Proである必要があります。

①Windowsアイコンを右クリック⇒「ファイル名を指定して実行(R)」を選択し、「gpedit.msc」と入力して「OK」ボタンをクリックする

Windows(ファイル名を指定して実行「gpedit.msc」)

[Windows]キー + [R]キーを押しても呼び出せます。

②「ローカルグループポリシーエディター」画面が開くので「ローカルコンピューターポリシー」⇒「コンピューターの構成」⇒「管理用テンプレート」⇒「Windowsコンポーネント」⇒「リモートデスクトップサービス」⇒「リモートデスクトップセッションホスト」⇒「接続」を選択し、画面右側にある「RDPトランスポートプロトコルの選択」をダブルクリックする

Windows(ローカルグループポリシーエディター)

③「RDPトランスポートプロトコルの選択」画面で「有効」を選択してオプションで「TCPのみを使用」を選択して「OK」ボタンをクリックする

Windows(RDPトランスポートプロトコルの選択)

④一旦VPN接続を切断して再度VPN接続を行う

これでVPN接続時に固まらなくなるはずです。

この設定をしなくとも、画面がすぐに固まるわけではないので、
暫く使ってみて固まらない事を確認してください。

備考

  • ローカルグループポリシーエディターはWindows Homeでは使用できません。
  • UDP通信はUDPパケットがエラーになった時に自動的に再送してくれないため、画面が固まる原因になります。
  • なのでUDP通信は使用せずにTCP通信のみ使用することにより画面が固まる事を防げます。

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